2021/06/17 公開
「預貯金もある程度あるし、年金もあるから、妻を遺して先立ってしまっても、生活ぐらいは大丈夫だろう」とお考えの方も多くいらっしゃるかと思います。
果たして、本当に大丈夫なのでしょうか?
【平均寿命には男女差があります。】
厚生労働省の「簡易生命表(令和元年)」によると、平均寿命は、男性81.41歳、女性87.45歳で、同年のご夫婦だと約6年、奥様1人で生活する事になります。
歳の差があるご夫婦の場合は、より長くなる可能性もあります。
【お金をいくら残さないといけないのか…】
遺された奥様が毎月15万円で1人で生活をする場合
15(万円)×12(ヶ月)×6(年)=1,080万円
この例でいきますと、一年長生きする毎に、約180万円づつ残すお金を増やさないといけません。
さらに、ご夫婦2人で受給していた年金は、お一人での生活となると減ってしまいますし、万が一、介護が必要な状態になるとさらに費用がかかってしまいます。
ご心配な方は、ぜひ一度、試算してみてください。
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